2006/02/02
ヌルパソ
死ぬほど腹が減ったのに微動だにせずにパソコンにへばりついてるよ。死ぬほど臭うのに風呂にも入らず一心不乱にキーを打ちつづけているよ。おかげでキーボードがヌルヌルのギットギト。マウスにいたってはヌルヌルする上にウンコ色みたいになってるもん。買った当初はシルバーでイカすデザインだったのに…。というかキーボードも黒いからわからないだけで、実際はウンコなんだろうねきっと。キーボードの底にはフケやら垢やら遠い遠い昔に食べたカップヌードルカレーに入っていたニンジンの欠片やらが落ちているしさ。さらによく見てみると、なんと、チンゲがはさまっていたよ。奴は一体どうして僕の股間からキーの裏に…？もしかして奴は生きているのではなかろうか…。
僕の股間から抜け落ちた彼（チンゲ）は自由に動けることを大いに喜んだ。しかし、今まであるじの懐（チンコ）でヌクヌクと暖かい生活をしていたのが、抜け落ちてしまったことにより、新しい住処を探さなければならなくなってしまった…。寒い。このままでは死んでしまう…。と、ふと彼は上を見上げる。するとどうだ、机の上に暖かい熱を発する物体があるではないか。そう、それは我々の世界ではノートパソコンと呼ばれるシロモノであったのだ。彼は吸い寄せられるようにしてその熱源へと向かっていった。苦労して机の上に上った彼はパソコンの中でも最も暖かく、食料（フケや垢やニンジンですな）が豊富であるキーボードの底を住処に決めたのだった…。
そんなことを考えると、このチンゲ君のことも愛おしく思えてしまうなあ実際。でも捨ててやった。鬼畜！